どうも、としです。
今回はPython講座第8章として
for文とif文の組み合わせ
という部分について解説をしていきます。
基本的にはプログラムは
- for文:繰り返し
- if文:条件分岐
この2つをが大本として作らているんですね。
その中で細かい処理をさせてプログラムを組んでいきます。
この繰り返しながら条件に応じて処理を変えていくのはプログラムを組むうえで必ず出てくる部分になります。
なのでぜひマスターしてくださいね。
でっ、今回の内容としては、、
・for文でリストの中身を取り出してif文で処理を分ける
・while文とif文を使って処理をする
大きくはこの2つで話をしていきます。
for文とif文の組合わせ
ということで実際に組合わせてプログラムを組んでみます。
# 点数のリストを作成
score_list = [80, 100, 50, 60, 62, 48]
# 条件:50点以下は再試験
for score in score_list:
if score <= 50:
print(f'点数{score}点:再試験')
else:
print(f'点数{score}点:合格')
このプログラムがどういった処理をしているのかというと、、
●プログラムの解説
まずはscore_listという変数にリストを代入しています。
次にリストの中身をfor文を使って取得する。
でっ、取得した値をif文を使って条件分岐させる。
こういった内容の処理をしています。
結果としては、、
点数80点:合格
点数100点:合格
点数50点:再試験
点数60点:合格
点数62点:合格
点数48点:再試験
こんな感じですね。
for文とif文を組み合わせることで、繰り返しだけでなく条件によって処理を分けることが可能になるわけですね。
細かい話は6章と7章で話しているので、ぜひそちらを見てくださいね。
while文とif文の組み合わせ
でっ、今回はさらに応用として新しくwhile文という部分についても解説していきます。
このwhile文が何なのかというと、、
『~まで繰り返す』
という条件と繰り返しを組合わせた機能になります。
実際にコードで見てみると、、
cnt = 0
while cnt < 5:
print(cnt)
cnt += 1 # cnt = cnt +1と同じ
こういった感じになります。
while 条件:
処理
この条件部分がTrueと言って正しい時に処理が繰り返されるのがwhile文になります。
ちなみにTrueの反対はFalseと言います。
このTrue、Falseはプログラムでかなり使う用語になるので、ぜひ覚えてくださいね。
でっ、このwhile文なのですが注意点としては、、
間違った書き方をすると終わらない
ということが起きます。
例えば今回のコードでいえば最後に
cnt += 1
ということでcntという変数に1を足すという処理を入れています。
仮にこれを入れなかったらどうなるかというと、、
whileの条件である『cnt < 5』が常にTrueになってしまうので、プログラムが終わらないです。
なのでこのwhile文を使う場合には、条件がFalseになるように処理を書いていくのが重要な部分になります。
while文を終わらせる
ただwhile文を処理の中で終わらせる事も可能です。
それが『break』を使う方法です。
cnt = 0
while cnt < 5:
print(cnt)
# cntが3と一致したらbreakで抜ける
if cnt == 3:
break
cnt += 1
こういった感じでwhileの条件に一致している時でも、処理の中でbreakを使用して途中で処理を抜けることが出来ます。
ちなみにこれはfor文でも同じことが出来ます。
for cnt in range(5):
print(cnt)
# cntが3と一致したらbreakで抜ける
if cnt == 3:
break
こんな感じですね。
while文のこんな使い方も
でっ、僕が個人的に使っているwhile文の使い方としては
while True:
処理
こういった感じで書いていることがあります。
これはどういったことをやっているかというと、
処理をし続ける
という内容です。
ちょっと難しい話ですが、、
例えばプログラムを作ってサーバー上で常に起動させたい。
こういった事ってかなり多いです。
僕の場合には物販の事業のシステムで、、
出品している商品の価格が適正になっているかを常にチェックさせる
ということをやっています。
その時にwhile文を使わないと出品している商品を1回チェックしたらプログラムが終了してしまいますよね。
その場合には止まったら手動でプログラムを起動しないといけないです。
だけど処理全体を
while True:
こちらにしてあげることで処理が終わったら、再度1商品目からチェックを開始する。
こういった処理をすることもできます。
たった1行の処理ですが、これだけでも作業をめちゃくちゃ効率化できますよね。
勉強すればするだけ本当に色々なことが出来るのがプログラミングです。
最初は難しいと思いますが、やっていくうちにどんどん楽しくなっていきます。
なのでぜひ少しずつ進めていってくださいね。
と、、最後に告知なのですが、、
現在このプログラムや事業の効率化について無料相談を受けています。
プログラムをやってみて「ここがよくわからない」といった内容。
もし事業をやっているなら「どこを効率化すればいい?」みたい悩み。
これから事業をやる人ならシステムを事業にどう組み込めば最適なのか?
こういった悩みを今まで僕が学んできたシステムとマーケティングの知識から相談を受けています。
下記から無料相談が出来るので、もし何かあれば相談待ってます。
最後に
といった感じで最後に告知をしたところで、、
これでPython講座は一通り終了となります。
さらに応用の内容も追加予定なので、ぜひ今後もお付き合いくださいね。
今回までの8回の流れがPythonの基本的なプログラムについての話になります。
もちろん色々難しい公文とかライブラリとかを使って何かをするっていう部分に関しての勉強は必要です。
例えば、、
- seleniumを使ってブラウザを動かしたい
- APIを使用してデータを管理する
- JSONファイルを扱いたい
こういったことをやりたい場合には1つずつ覚える必要があります。
でも基本な部分のところって
- for文
- if文
- 四則演算
- 変数
あとPythonであればリスト・辞書っていう部分ですね。
なのでこの8回で基本的なPythonのプログラムっていうものは組めるようになります。
なので今回第8回のPython講座をまとめてあるので、ぜひそちらから勉強してくださいね。
また2回目見てもらうと違う見え方がしていくと思います。
ぜひ何回も見て自分自身でPythonプログラムってものを組めるようになってもらえればなと思います。
では今回の講座にここまでお付き合いありがとうございました。